『心・小腸について』
心・・・五臓六腑が調和を保って活動することを監督
小腸・・・糟粕を水分と固形分に分ける。泌別清濁作用
古代哲学では、心は、神明を司り生命を統制する最も重要な臓器。精神、意識などの活動。全身の脈管、血流にもかかわる。
心は自然界では季節は夏、属性は火。夏には植物がどんどん成長し、花が咲き、農作物、果実が実を結ぶ。夏に合わせて身体も熱くなり、1年の中で新陳代謝が旺盛な時期になる。
心の働き
(1)血脈を司る
脾胃の働きにより気化され、心火の作用により血が生成。心気の作用により血流が充実し血管の状態が保たれ、心気により全身の血流の状態が保たれ、身体を営養しながら潤いを与え血色がよく脈が均一で緩和となる
(2)神志を司る
神志とは2つの意味があり
①顔色、視線、言語、反応、視線、姿勢などの体表に現れる生命活動の状態。
②精神、意識、思錐活動(思考活動)
心は体外の刺激を受け入れ、心理、意識、思惟活動は反応する臓器として五臓六腑を総帥。
神志を司る働きが正常であれば、心身愉快、精神安定、反応が早く、頭の回転が鋭い
(3)華が顔に現れる
心機能がよければ、血流がよく顔色がよく、明るい表情が現れる。
(4)舌に通じる
味覚が正常で、言語をはっきり話すことができます.
(5)液体は汗
発汗は心の機能を反映しています(自汗(何もしてなくても汗が出る)、盗汗(ひどい寝汗)など)
(6)情志は喜
喜ぶことは心にプラスになる。心気のめぐりがよくなり、血流の流れもスムーズになるが、逆に喜びすぎると心気を緩めてしまうためよくない
小腸の働き
(1)受盛化物
胃で初期消火しどろ上になった食物の受け入れ
(2)泌清別濁(分別清濁)
清は栄養分、濁はいらないもの
小腸は胃から送られてきた食べ物を消化 し、泌別に より清濁を区別して、清なるもの(栄養分)は全身へ、濁なるもの(いらないもの)のうち固形分は大腸へ、無用な水分は膀胱へ。
働きが弱くなると
血脈
心は血液を循環させる原動力であり血脈は血を運搬する重要なパイプです。このパイプを通じて、五臓六腑に血液を供給します。心気が衰えると血液の推動作用が弱くなり、血液循環が悪くなり、顔面の色つやに反映します。
衰えると
①不眠
②心悸
③健忘
④気短
⑤顔面蒼白
⑥胸痛
⑦脈の異常
神志
精神状態、意識、思考活動が神の機能状態を反映しています。心機能の乱れは神を不安定にさせ、意識的活動 (動作、 言語など)にも無意識的活動 (心拍動、排泄など) にも影響を与えます。
衰えると
①うわごと
②意識障害
③精神錯乱
④健忘
⑤多夢
⑥不眠
舌
心は舌に開窮するといわれています。心の障害は舌(色や形、苔など)に反映し、味覚と言語に異常をもたらします。
衰えると
①舌や口に瘡(できもの)が生じる
②舌質の淡紅は心血虚を示す
③舌質の紅絳は心火旺を示す
④舌質が紫暗は心血瘀を示す
汗
汗は心の液であり、心は五行の火に属し、 暑熱の性質を持つことから、汗は心
の機能を反映。
衰えると
① 自汗(心の気虚)→気虚のため毛孔を閉めておく力がなくなりもれてしまう(固摂作用の低下)
②大量発汗(心の陽虚)→陽が虚すために陰分が多く なり、だだもれになってしまう 。
③盗汗(心の陰虚)→寝汗のこと
小腸
小腸では食べ物を消化吸収し、清濁を区別する作業が行われます。
衰えると
①食欲減退
②下痢
③胃痛
④嘔吐
⑤腹部膨満
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次回は心と小腸の病証と治療です。
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